オンライン診療システムを手掛ける当院の関連会社、インテグリティ・ヘルスケアの記事です。是非ご覧ください!
こちらからどうぞ⇒https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30741220Q8A520C1NN1000/
祐ホームクリニックは、とても素晴らしい仲間に恵まれています。そんな中、この春、大切な連携部の仲間が祐を卒業しました。「またいつか戻ってきます!」と言って下さった「i」さんが、祐ホームクリニックでの仕事を振り返った手記をご紹介します。
*****************************************************
大学を卒業後、5年間勤務した大学病院の慢性期病棟で働いていた頃から、病院で療養している患者さんがその後自宅へ戻った後の生活にいつか関わることが出来たらと思っていました。そんな目標を叶えるため、訪問診療を行う祐ホームクリニックに2016年2月に入職し、2018年4月まで就業しました。患者さんの住み慣れた場所での生活を支えるための地域包括ケアを担う職種は様々ありますが、私は「訪問診療のクリニックで働く看護師」を選びました。訪問看護師とも違い、保健師とも違う職種で、あまり馴染みのないものかもしれません。実際に、訪問診療のクリニックに看護師が勤務しておらず、事務の方が対応している場合もありま…す。そんな少しユニークな職種、「訪問診療のクリニックで働く、在宅医療連携部看護師」として祐ホームクリニックで過ごした2年間を振り返りたいと思います。
私たちの仕事は大きく分けると3つあります。
医師の診療に同行、クリニック内での対応、地域連携活動です。診察への同行は、患者さんの状態を把握したり、患者さん・ご家族の話しを直接伺います。時には担当者会議や退院カンファレンスにも参加します。クリニック内に勤務している際には、患者さんからの電話対応や、医師の指示変更をご家族や関係事業所に連絡します。急な受診が必要になった場合には、受診調整も行います。最後に地域連携活動は、お世話になっている事業所(居宅介護支援事業所や訪問看護ステーション、病院など)へ挨拶に伺い、患者さんの近況を共有します。基本的に、一日のスケジュールは自分で組み立て、自分でカバー出来ない部分は周りのメンバーと協力しながら行います。
また、患者さんは多科に渡り、悪性腫瘍、神経難病、精神科疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、皮膚疾患など様々です。多くの医師が在籍しており、専門性の高い医師から家庭医の医師まで、医師同士の横の繫がりも強い為、コンサルトをしながら患者さんさんをサポートしています。家族背景、社会背景の複雑な方もおり、そういった際にも関わる関係者の方々と密に連携を取り、皆でチームを形成しながら患者さんを支えて行きます。一緒に患者さんを受け持つ事で、地域の訪問看護師さんやケアマネージャーさんとも顔の見える関係を築くことが出来、より“地域で患者さんを支えている”と実感しながら仕事をすることが出来ました。
実際に入職したての頃は、病院で勤務していた頃のように仕事の縦割りがはっきりしていないため、自分が何をどこまでしていいのか、戸惑う事も多くありました。そんな中、仕事のロールモデルとなる先輩に指導頂いたり、同期と相談しながら、患者さんによりよいケアを提供するため、一緒に働く仲間と協力しながら効率よく仕事をする方法を考えました。時には上手く行かないこともありますが、そんな時は皆と話し合い、改善を重ねます。業務をこなすだけでなく、常に考えながら、自分自身はもちろん、周りのこともマネージメントしながら仕事に取り組む姿勢が2年間で身に付きました。もちろんルールはありますが、決まった形のない「在宅医療連携部看護師」という仕事を、クリエイティブに作り上げて行くのが醍醐味でした。
新しいライフステージを迎えるため、今回退職という形にはなりましたが、在宅医療の現場で祐ホームクリニックの一員として患者さんを支えることが出来た経験は、これからの自分の大きな糧になると感じています。これからもこの出会いや経験を活かしながら進んで行きたいと思います。
***************************************************
以上です。
当院の連携部は、看護師のみでなく、社会福祉士等の職種の方も活躍の機会があります。 興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。今後、当院でのイベント内容に加え、仲間も少しずつ紹介し、祐ホームクリニックのことをもっと多くの方に知っていただきたいと考えています
祐ホームクリニック吾妻橋では5月より、医師による地域の医療従事者様向け勉強会を毎月開催する予定です!
第一回目となる今月は、安井博規/医師による「がんだけではない!!緩和ケア」を【5/22(火)18:30~】 開催致します。最近、話題の非がんの緩和ケア。どのような経過をたどるのか、在宅でできるケアについて、診療時には聞きづらいような事や考え方を気楽に聞きにいらっしゃいませんか?是非ご参加ください!
※お申込みはお電話でもどうぞ:祐ホームクリニック吾妻橋 電話:050-3821-2171(5/17受付締切)
祐ホームクリニック平和台にて、イースト・アングリア大学大学院、社会言語学専攻PhD課程在籍の 近藤カヨさんの研究協力をいたしました。テーマは「既に英国で使用されている患者さんと医師とのコミュニケーションモデルが、日本の患者さんとの診療に適しているか」について、会話等を分析し、考察を行うというものです。
当院は、より良い医療のために頑張っている、あらゆる方々への協力をさせていただきたいと考えています。
\当院の関連会社インティグリティ・ヘルスケアの取り組みが日本経済新聞に紹介されました/
4月14日(土)の朝刊です。是非ご覧ください!
こちらから→https://www.nikkei.com/article/DGKKZO29394620T10C18A4EA4000/
芝パークビルにて、都内と石巻市を含めた全拠点のスタッフが集まり、第3回 取り組み報告会を行いました。
■日 時:2018年2月16日(金)19時40分~
■講演者:祐ホームクリニック麻布台 院長 日向 道子(ひなた みちこ)
■会 場:TKP飯田橋ビジネスセンター
■演 題:在宅PDの実際「在宅医の立場より」
放送日時:2018年2月24日(土)午後8:54~9:00
是非ご覧ください!
詳しくはこちらから→BS朝日Fresh Faces公式サイトhttp://www.bs-asahi.co.jp/fresh-faces/